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弱視者問題研究会
Association of People with Low Vision

近くのものが見えにくい

ヒトの目は、遠くにあるモノは小さく、近くにあるモノは大きく見えます。ですから、弱視者は見たいモノをなるべく目に近づけるようにします。

しかし中には、顔をくっつけるくらいに近づけたにもかかわらず、見たいモノが見えるようにならない弱視者もいます。一見不思議ですが、ちゃんと原因があります。

  • 目から入った光や映像を受ける網膜の機能が弱いので、近くのモノも鮮明に見えない。
  • 目の一部分だけが極端に見えにくく、近づいた見たモノの一部がその範囲に重なってしまう。
  • 近くのモノだけを見ていると、全体のどの辺りを見ているか分からなくなる。結果として、本や地図などが読みにくく感じてしまう。

目の一部が極端に悪くなる見え方については、後のページ『見える範囲が狭い』ページもご覧ください。

近くのモノを見る工夫・福祉機器

近くが見えにくい弱視者は、どの距離が自分にとって一番見やすい距離かを研究し、その距離でモノを見るようにしています。

また、文書を拡大コピーしたり、ルーペで見ることで文字や図の大きさを見やすくしています。本や参考書などでは、拡大コピーできないものには拡大読書器が利用されます。