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弱視者問題研究会
Association of People with Low Vision

弱視者の就職・働き方・職場での様子

弱視者と就職・職業選択

以前は、視覚障害者の職業といえばマッサージのお仕事が連想されるほど、多くの弱視者にとっての就職先となっていました。しかし近年では、弱視者の大学進学率の上昇、情報技術(IT)の発達、障害者の雇用促進政策の充実などの環境変化に伴い、福祉の専門職やコンピュータ関連の技術職、総務・人事部門の事務職といった職業に就くケースが多くなっています。

こうした職業選択の幅が広がる一方で、長期にわたる経済不況や企業の正社員削減といった社会情勢によって、就職先は減少傾向にあり、また働く弱視者にとっても不安定な状態が続いています。

職場で生きる弱視者

仕事で取り扱う書類の読み書きには、学校生活と同じように、単眼鏡や拡大読書器などの福祉機器を活用します。また、紙ではなくパソコンのデータ(WordやExcel、PDFの形式)をやり取りする方法も有効です。パソコンで扱う場合、文字サイズや配色を調節しやすいためです。目の症状によってモノがまぶく見える人は、窓際や照明の真下の席を避けてもらうといった配慮をお願いすることもあります。